南越前町地域公共交通計画を策定しました

最終更新日:2013年3月19日 ページ番号:01246

交通計画答申
川本会長から町長への交通計画答申

町では、学識経験者、交通事業者、住民の代表などによる「南越前町地域公共交通会議」を組織し、幅広く意見を聞きながら作業を進め、平成25年3月に計画がまとまりました。(計画書は下の添付ファイルからダウンロードできます。)計画の実施にあたっては、地域住民や関係団体との十分な協議を経て、内容を決定します。 

地域公共交通の将来目標

町が運行するバスを誰もが利用可能なコミュニティバスとして機能強化を図り、公共公益施設が多く立地する南条へのアクセス性の向上、町内外における地域間移動の利便性向上を図ることによって、住民が元気に暮らし続けることができる環境づくりを推進します。

将来目標「地域をつなぎ、人とまちを元気にする」

住民の生活を支える移動手段の確保

  • 朝夕の通勤・通学、日中の通院・買物のための移動手段の確保
  • 町内各地域間の移動手段の確保および町外へ移動するための鉄道駅との接続

基本方針

  1. 各地域の事情に配慮しつつ公平で誰もが利用できるバス運行を実施
  2. 運行を持続できるように効率的なバス運行と継続的な改善を実施
  3. 利用者ニーズに応じた利便性の向上と利用促進策を展開
  4. 地域自らが地域公共交通を守り育む環境づくりを支援 

運行内容見直しの方針

将来の運行サービス水準

効率的な運行により1便あたりの利用者が多い南条地区の運行サービス水準を基本とし、住民の利便性とコストのバランスに配慮した運行サービス水準を設定します。

  1. 3地区のバス(福祉バス・診療バスなど)をコミュニティバスに機能統一
  2. 平日に運行(土曜日・日曜日・祝日は地域ニーズに応じて検討します。)
  3. 週2日以上、午前・午後に各2便以上を運行
  4. 通勤・通学に利用できるバスを平日は毎日、朝夕に各1便運行
  5. 地区間連絡バスを午前・午後に各1便以上を運行
  6. 運行者・利用者の双方に過大な負担がかからないように1回あたり100円を徴収
  7. 主要施設(駅、診療所、役場、商店街、主要商業施設)にバス停を設置

将来の運行経路

住民が通勤・通学や日中の買物・通院などの目的で集落から日常生活に不可欠な施設へ移動するための手段を確保するため、各集落と生活圏内の駅、診療所、役場(総合事務所)、商店街・主要商業施設を結ぶ路線を設定します。

  1. 河野地域の診療所バスをコミュニティバス化して各集落を巡回
  2. 今庄地域の住民利用バス・社協バスを統合
  3. 今庄・河野地域から南越前町役場周辺へ地域間連絡バスを運行

実現化にむけて

コミュニティバスは、公共サービス(バスの便数や料金など)と町の財政(住民1人当たりの負担金)とのバランスを考慮しながら、継続的な運行内容の工夫に努めつつ、平成27年度の実現を目指します。沿線住民や商店街・企業などの支援や協力を得て、持続可能な公共交通としての維持や利用促進に努めます。事業内容については、「南越前町地域公共交通会議」によって進捗状況や効果を定量的・客観的に評価して見直しを行ないます。 

添付ファイルのダウンロード

(概要版)南越前町地域公共交通計画(PDF形式 311キロバイト)

表紙 目次 序章(P1-P2)(PDF形式 28キロバイト)

1) 概況の整理(P3-P14)(PDF形式 2,908キロバイト)

2) 地域公共交通の運行状況(P15-P32)(PDF形式 2,615キロバイト)

3) 住民ニーズの整理(P33-P40)(PDF形式 128キロバイト)

4) 上位関連計画(P41-P42)(PDF形式 291キロバイト)

5) 地域公共交通の課題(P43)(PDF形式 23キロバイト)

6) 地域公共交通の基本方針(P44-P46)(PDF形式 95キロバイト)

7) 運行計画の見直し(P47-P54)(PDF形式 118キロバイト)

8) 利便性向上と意識啓発(P55-P61)(PDF形式 53キロバイト)

9) 実現化に向けて(P62)(PDF形式 20キロバイト)

参考資料(P63-P65)(PDF形式 87キロバイト)

お問い合わせ先

観光まちづくり課

電話番号:0778-47-8013 ファックス:0778-47-3261
メール:kanmachi@town.minamiechizen.lg.jpメールフォームからもお問い合わせいただけます)

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